アフリカの子供たちのたくましさ

日本の子供との大きな違いに驚かされました

経済的な理由で学校に通えない子供も多い中、自分で稼ぐ子供たちが町中にいます。

特にガム一枚を売る少女たちや、靴磨きをする少年、物乞いをする親子連れなどが目立ちます。

彼らの服はボロボロで服を購入する余裕がない子供たちがほとんどです。

子供たちの大半は閉店後のレストランに残った食事をもらいに行く事で成り立っています。

そして子供たちは食事をさらに野犬に分け与える事で野犬との信頼関係も構築しています。

そのため、私はお腹がいっぱいになれば遠慮なく食事を残す事にしました。

さらに、大人からも搾取の対象となるので、子供たち同士だけでなく信頼できる大人とのネットワークも重要となります。

我々は先進国という豊かな国からきている以上、たとえガム一枚だとしてもチップは必要以上に支払ってあげることで子供たちの健康や生活に変化を少しでも豊かにする事ができます。

元気いっぱいに生きているアフリカの子供たちは礼儀もわきまえていて、無理な要求は通らないことを知っています、引き際も理解していて、お金を渡せなくとも最後は一礼してお別れしてくれます。

彼らの生きる力の強さを、私はエチオピアでたしかに感じました。